まちかどっぐ
あなたは「tacica」というバンドをご存じですか?
アニメの主題歌も歌っておられます。
今回は、そんなtacicaさんのおすすめ人気曲を紹介します。
5位 命の更新
歌詞の内容がかなり深い曲です。
様々な解釈がありますが、私なりの解釈では「命の平等さ」を描いた曲だと思います。
そもそもこの曲、PVを見ないと意味がわかりづらいのです(笑)
PVでは、病に犯された妹を助けるために姉が旅に出ます。
そして、カエルと体の一部を交換していくことで、妹を助けるものを手に入れます。
最後に妹の病気は治り、姉は完全にカエルになってしまいます。
かなり独特な世界感ですが、ひとつの命の重さと平等さを描いていると私は感じました。
生きていく中で様々なモノを手に入れ、同時に様々な悪も手に入れます。
自分を嫌うほど悪を手に入れても、それでも人の命は平等です。
4位 HELLO FAME
この曲は、とにかくリズムがおしゃれです!
そもそもtacicaのボーカル猪狩さんは、BUMP OF CHICKENに似たキレイな声をしています。
しかし、単に似てるのではなく、渋さが融合し、とてもかっこいいです。
サビの軽快なリズムと渋くてキレイな声で、とても聴きやすい曲だと思います。
3位 発熱
ハイキュー セカンドシーズンのエンディングです。
もうただただかっこいいです。
tacicaは落ち着いた歌い方で入ることが多いのですが、この曲は最初から力いっぱい歌っていて、惚れます。
雨が隣であざ笑おうと、真っ暗な世界であろうと、たった一つの世界で、たった一つの明るい未来を目指して突き進む。
そんな曲です。
2位 LEO
またもやハイキューのエンディングです。
私、この曲のイントロ大好きなんです。
とてもキレイで、「おっ」と思わせてくれます。
優しく落ち着いた声色で始まる歌声は、魅了されること間違いなしです。
なお、題名のLeoとは、有名な楽器メーカーフェンダー社の創業者、レオフェンダー氏のことで、レオフェンダーさんの背中を追いかけ、楽器の歴史が紡がれていったということが歌詞に現れています。
厳しくも優しい、そんな応援歌にも聞こえるのではないでしょうか?
1位 オオカミと月と深い霧
インディーズ時代の曲「オオカミと月と深い霧」が1位です。
この曲の歌詞はかなり難しいですが、猪狩さんの文学的才能を感じずにはいられない曲です。
森の中で、食物連鎖のトップクラスに君臨するオオカミ。
そのオオカミが命を奪うことへの葛藤を抱えながらも、覚悟を持って生きる姿が描かれた歌詞からは、生態系への神々しさや、野生の動物への逞しさを感じずにはいられないと思います。
ここまで様々な曲を紹介しましたが、tacicaの魅力はなんと言っても、ボーカルの声と曲がらない音楽性です。
メディア露出を避け、自らの音楽だけで突き進む彼らの曲を一度聴いてみてください。